毎日使う「きほんのうつわ」。
なかでも飯碗と汁椀は、私たち日本人にとって、毎日のごはんに欠かせない存在です。
今回は飯碗についてご紹介したいと思います。
■ 飯碗は、手に馴染むものを
ごはんを食べるとき、自然と器を手に持って食べるという習慣が、私たちには根づいています。
お米は昔から日本の暮らしの中心にあり、「一粒のお米にも神様が宿る」とも言われてきました。
飯碗を手に持ち、感謝の気持ちを込めて丁寧にいただく。
そんな所作にも、食文化の豊かさが表れています。

手の大きさや形がひとりひとり違うように、「しっくりくる器」も人それぞれ。
作り手の手もまたそれぞれで、飯碗のかたちも実にさまざまです。
ぜひ、ご自身の手に馴染む一椀を探してみてください。
■ 素材やかたち、それぞれの魅力
土もの(陶器)は、手に取ったときにやわらかな温もりが感じられます。
白米のつやがよく映えて、見た目にも美味しそう。
おかずとのなじみもよく、食卓がやさしい雰囲気にまとまります。

一方、磁器の器には凛とした表情があります。
すっと背筋の伸びるような佇まいで、合わせる料理や器を選ばず、毎日の食卓に飽きずに使えます。

少し大きめの碗は、お茶漬けや小丼にも使えるサイズ。
食べ応えのあるごはんのときにもぴったりです。


かたちも、表情も、いろいろ。
日々の食卓に寄り添う「自分の一碗」をぜひ探してみてください。
